桃のスイーツ♪

先日、いつも香音に来てくださるお客様から珍しい桃のケーキをいただきました♪

桃一個をまるごと使った、見た目にもアッ！と驚くようなケーキ。
 

                                                         

中の種をくりぬいたところにはカスタードクリームがたっぷり！そして下地には、桃が倒れないようにタルトが敷かれています。

桃の瑞々しくやわらかい食感を楽しみながら食べていくと、中には甘さをひかえたふわふわのカスタードクリーム。最後は、こんがりと焼けた少し固めのタルトケーキという三つの食感と味と香ばしさが絶妙♪

三拍子そろったケーキで、すごくおいしかったです!(^^)!

 

一人だけ美味しいケーキを食べたことがバレるとマズイので、何気に「佐賀ってマイナーな県だけど、美味しいスイーツの店が多いよね」とダーリンに聞くと、佐賀を愛し雑学を得意とする彼はわが意を得たりとばかりに語ってくれました（笑）

 

以下、その内容です。
 

『幕末の頃、長崎は外国船の襲来が相次ぎ、幕府にとって脅威だったため、長崎藩と佐賀藩が警備を命じられました。佐賀藩が長崎に出入りしていたことから、当時、貴重だった砂糖をたやすく入手できました。出島を通じて外国との貿易が行われていたからです。

そのため佐賀から長崎にいたる長崎街道沿いは、別名「砂糖街道(現在ではシュガーロードという)」と呼ばれ、良質の砂糖を使ったお菓子屋が多く立ち並んでいました。

こうした伝統はその後も受け継がれ、江崎グリコと森永製菓というお菓子製造の大企業、その創設者を生み出すことになったのです。佐賀は、スイーツのメッカといえます』

 

ほんとに物知り博士のようなダーリンです（笑）

さらには、

『江崎グリコの創設者、江崎利一は佐賀県伊万里市の出身。森永製菓の創設者である森永太一郎は佐賀市蓮池町の出身』

というオマケ雑学も教えてくれました。

便利と言いますか何と言いますか…。

「一度その頭の中味を見せてくれない？」

と、言ってみたくなる時がありますよ。マジで（笑）

 

ちなみにこの桃のケーキは季節限定メニュー。

いつも情報をいただいてるんで、季節のうちにダーリンにも食べさせてあげようかな♪

今度はどんなウンチクが飛び出すか、そっちも楽しみです♪