お盆のころ

人間にはそれぞれ、一年を通して好調・不調の波をあらわす一定のバイオリズムがあるそうですが、私の場合、お盆をはさんだここ一ヶ月というのが低迷期に入るようです(^^ゞ

夏バテ知らずの健康体なもので心身は大丈夫なのですが、何かしらいつもより五感+六感が敏感になってしまいます。右肩や右膝など右半身に突然の痛みが出るのもこの毎年時期…(T_T)
同じように毎年お盆バテする友人いわく「どちらか半身にくる不調はお知らせだって。お盆だから仕方がないよ」なのだそうだけど、こんなお知らせしなくたってちゃんとお墓参りしてるのに、とボヤキたくもなります。

そしてやたらと大きなセミに遭遇するのもこの時期恒例。
これは夏だからみんな一緒だろうと気にしていなかったのですが、先日参加したある講演会で講師が納得のお話をされました。

「お盆はご先祖さまがお戻りになる季節。別に普通にあの世から戻ってこれるのですが、日本には飛行する昆虫に乗って霊は帰るものという言い伝えがあって、それを信じているご先祖さまの霊はどうしても昆虫に乗って子孫のところに帰ろうとされるのですよ」と。

とっても「なるほど！」と思いました。
その翌朝、自宅のベランダをあけて見ると大きなセミの亡骸が落ちていました。
今までだったら何も感じなかったでしょう。
その時はじめて「うちのご先祖さまを乗せてきてくれたんだね。ありがとう」と感謝する心を感じました。

8月12日。
今日は亡き母の命日です。どんなセミに乗って帰ってくることでしょうか。
体重制限にかかって乗車拒否にあわなければいいのですが・・・(^^♪